スリが多く年間で1万4500件の報告がされている現状

チェコ共和国は、中央ヨーロッパに位置する共和制国家です。

首都のプラハは、中世を思わせる古い街並みが高いレベルで保存されており、例年多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。

では海外旅行の際に、必ずチェックしなくてはならない「チェコの治安情報」については現在、どのようになっているのでしょうか。

チェコの治安情報は、現状だとかなり安定しているという報告が多く、国内で発生する犯罪件数についても減少の傾向が続いています。

2011年に報告されてきたデータだと、国内で発生する犯罪は、約31万7千件であり、殺人や誘拐などの重大犯罪については、200件に満たない程度と、かなり高いレベルで治安が維持されているとみて良いでしょう。

ただしかし、スリに関しては、年間で1万4500件程度が報告されており、1日平均だと約40件の被害が出ているとされています。

手口としては、被害者が気付かないうちにバッグが開けられたり、側面をナイフで切られた上で財布が抜き取られるというものが多く報告されており、特に観光地域の路上や観光施設内、公共交通機関などで多発しています。

犯罪者の中には、複数人でグループを組んで観光客に話しかけ、相手の気をそらしている中で実行犯がスリをはたらくと言ったような手口も見られるようになっていますから、観光中に現地人に話しかけられたりしたというような場合には、まず警戒しなくてはなりません。

また最近だと減少しつつあるものの、偽装警官の被害が報告されているということにも注意が必要です。

警察官を装った犯人が被害者に近づき、「身分証を提示してほしい」というような言葉でパスポートや所持品を受け取り、巧みに金品などを抜き取ると言ったような手法が多く、いくら警官のように見えたとしても、警官が手帳やIDカードなどを提示しなかったのであれば信用してはなりません。

またこの偽装警官の中にも、スリと同様に複数人で犯罪を実行するケースがあります。

例えば、二人の警察官が近づいてきて貴重品を預かったのち、一人の警官が取り調べと称して被害者と会話をしているすきにカバンの中から金品を奪うと言ったような手口です。

この手口だとかなり、詳細にカバンの中を確認されることとなりますから、現金や装飾品、パスポートなどが盗まれてしまうこととなってしまいます。

チェコの治安情報は、他国と比べても優れているとはいえ、常に警戒心を抱いて行動することを忘れないように心がけてください。

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